2025年05月14日17:02
新ローマ教皇に初の米国出身者
カテゴリー │NEWS
前ローマ教皇フランシスコの死去に伴い、7日からバチカン(教皇庁)の
システィーナ礼拝堂で行われていたコンクラーベ(教皇選挙)は2日目の8日、
司教省長官のロバート・フランシス・プレボスト枢機卿(69)を、
新教皇に選出した。教皇名は「レオ14世」。
8日午後6時(日本時間9日午前1時)過ぎに、
新教皇の選出を知らせる白い煙がシスティーナ礼拝堂の煙突から上り、
サンピエトロ大聖堂の鐘が鳴った。その約1時間後、第267代教皇となった
レオ14世がサンピエトロ大聖堂のバルコニーから姿を見せ、
大聖堂前のサンピエトロ広場に集まった約1万5千人の信者を
前にあいさつし、祝福の言葉を送った。
レオ14世は1955年、米シカゴ生まれ。
米国また北米の出身者が教皇に選ばれるのは、これが初めて。
南米ペルーでの司牧経験が長く、ペルーの国籍も取得している。
82年司祭叙階、2014年司教叙階。 15年から23年まで、
ペルー北西部のチクラヨ教区司教。聖アウグスチノ修道会の所属で、
01年から13年まで総長を務めた。
23年に司教省長官、ラテン・アメリカ委員会委員長に任命され、
同年枢機卿に叙任された。
貧しい人々や移民に寄り添ってきたことで知られ、
前教皇フランシスコからも信頼を置かれていたとされる。
ジェンダーイデオロギーに対しては、過去に否定的な立場を示しており、
同性愛に関しても一定の距離を置いていると伝えられているが、
候補者の中では中道派と見られていた。
今回のコンクラーベには、史上最多となる133人の枢機卿が参加した。
日本からも、大阪高松大司教の前田万葉枢機卿と
東京大司教の菊地功枢機卿の2人が参加し、投票を行った。
7日の1回目、8日午前の2回目と3回目の投票では決まらず、
8日午後に行われた4回目の投票でレオ14世が選ばれた。
世界のカトリック信者の数は、最新となる23年の統計で
14億600万人。教皇はそのトップであるほか、
ローマ教区の司教でもあり、国家としてのバチカン市国の元首なども兼任する。

~クリスチャントゥデイ~
システィーナ礼拝堂で行われていたコンクラーベ(教皇選挙)は2日目の8日、
司教省長官のロバート・フランシス・プレボスト枢機卿(69)を、
新教皇に選出した。教皇名は「レオ14世」。
8日午後6時(日本時間9日午前1時)過ぎに、
新教皇の選出を知らせる白い煙がシスティーナ礼拝堂の煙突から上り、
サンピエトロ大聖堂の鐘が鳴った。その約1時間後、第267代教皇となった
レオ14世がサンピエトロ大聖堂のバルコニーから姿を見せ、
大聖堂前のサンピエトロ広場に集まった約1万5千人の信者を
前にあいさつし、祝福の言葉を送った。
レオ14世は1955年、米シカゴ生まれ。
米国また北米の出身者が教皇に選ばれるのは、これが初めて。
南米ペルーでの司牧経験が長く、ペルーの国籍も取得している。
82年司祭叙階、2014年司教叙階。 15年から23年まで、
ペルー北西部のチクラヨ教区司教。聖アウグスチノ修道会の所属で、
01年から13年まで総長を務めた。
23年に司教省長官、ラテン・アメリカ委員会委員長に任命され、
同年枢機卿に叙任された。
貧しい人々や移民に寄り添ってきたことで知られ、
前教皇フランシスコからも信頼を置かれていたとされる。
ジェンダーイデオロギーに対しては、過去に否定的な立場を示しており、
同性愛に関しても一定の距離を置いていると伝えられているが、
候補者の中では中道派と見られていた。
今回のコンクラーベには、史上最多となる133人の枢機卿が参加した。
日本からも、大阪高松大司教の前田万葉枢機卿と
東京大司教の菊地功枢機卿の2人が参加し、投票を行った。
7日の1回目、8日午前の2回目と3回目の投票では決まらず、
8日午後に行われた4回目の投票でレオ14世が選ばれた。
世界のカトリック信者の数は、最新となる23年の統計で
14億600万人。教皇はそのトップであるほか、
ローマ教区の司教でもあり、国家としてのバチカン市国の元首なども兼任する。

~クリスチャントゥデイ~